聖武天皇勅祭社 越前国に鎮座する国司所祭の神霊を一カ所に合祀した神社

オハイゴさん巡行

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オハイゴさん巡行

総社御神宝「火除けの御獅子頭(おはいごう)」

御獅子頭氏子渡に際し、家内安全、息炎延命、商売繁盛、災難防除をご祈願するお祭です

火除けの由来

 

毎年当社では5月1日・2日春祭当日当社の御神宝御獅子頭が氏子へお立ち寄りお祓いをなす例としているがこの御獅子頭が往年波花町の某家をどうしたはずみか立ち寄るのを失念したことがある。そのためか同家はその年出火して全焼した。

それ以来同御獅子頭は火除けの御獅子頭として崇拝され毎年同家では必ず御獅子頭の立ち寄りを戸外で待ちうけ屋内に招じいれて、お祓いを請うを例としている。

また土足のまま台所の釜所に招じ奉り火難なきを祈念にて火神(御獅子頭)を祀る信仰者が多数ある。あるいは、座敷の床にアラコモを敷き、その上に御獅子頭を安置して神饌を供し主人を始め家族一同、一人ずつ丁寧なる拝礼をして火神(御獅子頭)を祭ります。

オハイゴーさんの由来

 

今から420年程前 天正3年の頃、南条郡河野浦に一個の御獅子頭が漂流して来た。これを同浦の刀祢新左エ門氏(同村旧家)が拾い上げたが、あらたかな霊相にうたれ産土大神様である(河野浦は当時当社の社領地であった)府中総社に奉納しようと件の御獅子頭を戴き、浦人一同を従えて赤萩(河野村赤萩)から府中(武生)に上った。

一行は5月1日未明、町外れに到着したが朝早くてたいていの家は起きて居らないので「オハヨー、オハヨー」と表戸をたたき起こして歩き多数の氏子に出迎えさせて総社に入り恙なく奉納を終えた。これが毎年5月1日御獅子頭巡幸の時は夜の明け切らぬ中に氏子の門戸を足けりして家人を起こす習わしとなって明治初年まで続けられてきたが、現在は日中お立ち寄りをすることとなった。これからこの御獅子頭をオハイゴーさんと呼ぶようになったのであります。

 

総社大神宮 社務所 TEL 0778-22-1127 9:00 - 17:00

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